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ギター誌 [雑感]

アコースティック・ギターには色々あるようだが,ここはクラシックギターに限定して。

なぜこれを購読しだしたか思い出せない。NHKのテキストに広告があったから?たまたま書店にあったからだろうか?

以前にも記したが,内容のレヴェルは高かった。昔の子供は,すこし背伸びするのがかっこいいと思ったものだ。当代一流の音楽家が執筆していた。自然倍音列と音階との関係など,三十数年前の現代ギターの記事が基礎になっている。

毎回,流行り曲の気の利いたギターアレンジが載っていた。結構これが楽しみで,まず最初にこれを弾いてみるということをしたものだ。二橋潤一氏らの書き下ろし曲なども載った。発売日が楽しみという時期もあった。独学でやっていた時代には貴重な情報源だった。技術が伴わない,いわゆる耳年増だ。今でも思い出せる記事はあるが,No.が2桁台からの古いものは引越しなどで散逸してしまった。

ギターミュージックというものもあったと思う。多分新堀系でなかったかと思う。記事には独奏系もあったが,アンサンブル関係が多かった。

Guitar dream(ギタードリーム) No.21 2010-3/4月号 は現代ギター誌の編集長だった菅原潤氏が2006年に創刊したギター誌だ。内容の充実は目を見張る。チェックしないといけないなと思っていた矢先,この年末に菅原氏が急逝されてしまった。同誌の刊行は続くようだが,少なからぬ困難はあろう。一時期の現代ギター誌の中身も引き継いでいるようだ。

そうそう,クラシックギター誌ではないのだが,アコースティック・ギター・マガジンVol.43で村治佳織さんの愛器8本がカラーページで紹介されていた。

アコースティック・ギター・マガジン (ACOUSTIC GUITAR MAGAZINE) 2010年 03月号 2010 WINTER ISSUE Vol.43 (CD付き) [雑誌]

アコースティック・ギター・マガジン (ACOUSTIC GUITAR MAGAZINE) 2010年 03月号 2010 WINTER ISSUE Vol.43 (CD付き) [雑誌]

  • 作者: アコースティック・ギター・マガジン編集部
  • 出版社/メーカー: リットーミュージック
  • 発売日: 2010/01/27
  • メディア: 雑誌

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コメント 4

nyankome

「ギターミュージック」も何冊か今も持っています。
懐かしいです。
>アコースティック・ギター・マガジンVol.43
書店でみました
Jacobsonが載っていて嬉しかったです。
by nyankome (2010-04-03 00:23) 

Enrique

nyankomeさん,nice!&コメントありがとうございます。
かつて,現代ギター=アカデミックで高級,ギターミュージック=親しみやすく実践的,という感じだったでしょうか?
村治佳織さんはデヴューのころ,Jacobsonを使っていました。大変弾きやすくパワーがある楽器ですね。東京国際もこれで優勝しています。

by Enrique (2010-04-03 08:32) 

Cecilia

武満徹の特集で米良さんが出ていたので「現代ギター」を一度だけ購入しました。

by Cecilia (2010-04-03 11:34) 

Enrique

Ceciliaさん,nice!&コメントありがとうございます。
その号はたぶん私は買っていませんが,濱田滋郎さんの対談は名物記事で続いています。歴代の対談者はそうそうたる顔ぶれでしょうね。そういう買い方もあるのかと再認識した次第です。
by Enrique (2010-04-03 13:51) 

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