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取り組んでみたい曲 [雑感]

新年度を向かえ,「取り組んでみたい」と言うだけは自由なので,書いてみる。
今,アランフェスを持て余し気味に3楽章をやっているところなので,これを片付けた後であるが。

・バッハ「リュート組曲第2番BWV997」
遊びでちょっと弾いてみたことはあるが,真面目に取り組んだことがない。リュート曲では組曲3番もやったことはないのだが,今のところこれは定年後でもいいかなと思っている。2008年度の東京国際の優勝者,ハンガリーのCzaki氏が,3Fカポで抜粋演奏していた。これで運指的にイ短調で弾くと原調通りハ短調となる。演奏内容も追旋律などがきっちりと,完璧なバッハであった。これをやってみたくなった。楽譜は4種類所有。
蛇足だが,米国滞在中このプレリュード(ファンタジア)をFM局で弦楽合奏で聞いたことがある。文字通り幻想的ですばらしかった記憶がある。YouTubeをちょっと検索するとフルート鍵盤伴奏版が聴ける。

BachVn.jpg・バッハ「無伴奏バイオリン・ソナタとパルティータBWV1001~1006」から
これは部分的に取り組んだことがあるが,シャコンヌを含むパルティータ第2番など。
前にも書いたがリュート組曲4番というのはパルティータ3番のバッハ自身による編曲,BWV1000のフーガはソナタ第1番のフーガのリュート用の編曲。

PonceGuitarWorks.jpg・ポンセ「ソナタ・クラシカ」
譜面にはソルへのオマージュとある。ポンセの魅力は,ありそうで無いオリジナルなメロディ。大変なメロディ・メーカーなのではないか。アナ・ビドビッチの躍動感ある演奏が大変魅力的。
・「ソナタ・ロマンティカ」
シューベルトへのオマージュとある。シューベルトとギターに関しては色々言われるが,独奏曲は無く,歌曲の伴奏譜なども当時のギタリストによる編曲のようだ。ギター伴奏つきカンタータ「父の聖名の祝日のために」(D.80)のギター・パートが唯一のようだ。有名なアルペジョーネ・ソナタで(のみ)有名な楽器「アルペジョーネ」はギターと全く同じ調弦なので,ギターかアルペジョーネかを弾いたことは想像される。

Rodrigo19Pieces.jpg・ロドリーゴ「3つのスペイン風小品」
ロドリーゴの独奏曲はアランフェス以外取り組んだことがない。若い人などは,コンクール向けにいきなり「祈りと踊り」などに取り組むようだが,おじさんにはしんどそうだ。

・トゥリーナ「ソナタ・ニ短調」
コテコテのスペインものは苦手。トゥリーナはさらっとしているので割と好み。これは楽譜を持っていないので,入手しないといけない。前に「ファンダンギーリョ」をやった時,妻から「ラファガ」の方がかっこいい,といわれていたので,小品だがこれも。

組曲やソナタ,どれも腰を落ち着けてやらないといけない曲ばかり。小品で取り組むとしたら...色々あるが,取らぬ狸の皮算用もこのくらいで。
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